大分市のJR大分駅前に4月19日、「天然温泉 白糸の湯 ドーミーイン大分」(大分市末広町1、TEL 097-536-5489)がオープンする。
全国でホテル事業などを展開する共立メンテナンス(本社=東京都千代田区)が運営するビジネスホテル。大分は国内72カ所目で九州では7カ所目。「ご当地手作り朝食」「温泉感覚の大浴場」「ゆったりと深い眠りを誘う大型ベッドを備えた清潔な客室」を掲げる。大分駅徒歩約1分の好立地を生かし、ビジネスや観光の拠点として全国および海外からの利用客を見込む。
ホテルは12階建てで全187室。全室にシモンズ社製のベッドを採用する。1人で利用する「シングルユース」は、ダブルベッド(140センチ×195センチ)を備えるダブルルーム(15平方メートル、130室)が中心となる。ツイン32室、クイーン10室、シングル7室、トリプル7室、ユニバーサルルーム1室も備える。部屋は白を基調とした壁と天井に、グレーのカーペットを敷き詰め、木目調の調度品で落ち着いた空間に整えた。Wi-Fi対応。全室禁煙。
1階のレストラン「HATAGO」では朝食と夜食を提供する。朝食は和洋食のバイキング形式で、大分名物の「中津からあげ」「とり天」「りゅうきゅう」など50品以上をそろえる。夜食は毎日21時30分から23時まで「夜鳴きそば」としてしょうゆラーメンを無料で振る舞う。
12階の男女別大浴場「白糸の湯」は、別府市原町からの運び湯を使った天然温泉。内風呂のほか露天風呂、水風呂、サウナがあり、15時から翌10時までの利用が可能(サウナは1時~5時は停止)。同階にはランドリーコーナーも備えている。
同ホテルでは「今年の国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭、来年のラグビーW杯の需要も見込んではいるが、通常のビジネス層や別府などに訪れる国内外からの観光客を誘致するなど、幅広い客層をターゲットにしていきたい」としている。
5月31日までオープン記念プランを展開する。客数限定で朝食付き1人6,990円、2人8,990円から(4月28日・29日、5月2~5日除く)。