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大分市の「うーたの里山」でホタル見頃 町中の森に光跡刻む 

町中の森に舞うゲンジボタル(24日20時35分、30秒露光)

町中の森に舞うゲンジボタル(24日20時35分、30秒露光)

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 大分市の「うーたの里山」(大分市横尾)でゲンジボタルが見頃を迎え、住宅街の森に幻想的な空間を作り上げている。

敷地内に整備された散策路

 2011年に発足した同地区の自然を守る「うーたの会」(神宮司昭夫会長、TEL 080-5277-3408)が、休耕田化した田畑を開墾し「まちなかのビオトープ」として再生。約1万平方メートルの敷地に板張りの散策道を整備し、ホタルやトンボ類、ハンゲショウなどの植物を観察できるようにした。「うーた」は大分市横尾太田の「おおた」が由来。

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 ゲンジボタルは毎年5月上旬から6月上旬にかけて出現。今年は5月12日から飛び始め、日ごとにその数を増やしている。同会によると、19時30分からの1時間が見頃で、深夜1時すぎにも姿を見せるという。

 24日は19時35分に1匹が光を放ち始めると、その動きに合わせるように次々と乱舞。約150匹が光のショー見せ、観賞に訪れた市民らの目を楽しませた。神宮司さん(77)は「25日から月末にかけてどんどん増える。700~800匹にはなりそう」。

 里山には自由に出入りできる。生息地付近では懐中電灯などは使用できない。同会では初見日以降、会員が常駐して管理や簡単な説明などを行っている。神宮司さんは「静かに観賞したいという人が多いので、こちらから話し掛けることはないが、希望があれば説明するし、その場でミニ観察会も開く。気軽に声を掛けてほしい」と呼び掛ける。

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