大分市アートプラザ(大分市荷揚町、TEL 097-538-5000)2階アートホールで5月5日、作家が一堂に会する「アートマーケットvol22、まちをまるごと楽しもう」が開かれる。
「アートマーケットvol22まちをまうごと楽しもう」フライヤー
県内で活躍するアーティストやものづくり作家の「作品発表をする場」として開かれる同イベント。約30組の出店者による陶器、雑貨、アクセサリーなど「全て手づくりでオリジナル」の作品が並ぶ。同館イベントディレクターの渡邉友美さんはアーティストとしての参加経験もあり「アーティスト目線でさらに良いイベントにしていきたい」と意気込む。
毎回、特別展示を行うピックアップアーティストには、国東(くにさき)市を拠点に活躍し、第1回のアートマーケットから毎回参加する工房ラパロマの陶器造形作家、中野マーク周作さん。中野さんはワークショップ「ねんどの国の住人をつくろう」(参加費200円)でも3歳以上を対象に、1回目を10時30分~、2回目を13時~(いずれも定員20人)先着制で開催する。そのほか、同館60年代ホールで14時~、古賀小由美さんの「こどもの日ライブ」が開催される。
渡邉さんは「ワークショップでは作家と同じ材料を使い近くで同じように公開製作するのを見ながら体験できる。スタッフもサポートするので小さい子どもでも気軽に参加してもらいたい」と呼びかける。
市内の飲食店や酒店に渡邉さんが一軒一軒協力を依頼、趣旨に賛同した9店舗が参加する「まちをまるごと楽しもうお得なクーポンキャンペーン」では、チラシ持参で割引や特別サービスが受けられる。コンパルホールとの連携事業「わくわくスタンプラリー」では両施設の指定場所でスタンプを集めるとプレゼントがもらえる。
「親しみやすい施設『アートに触れる最初の場所』を目指したい。どなたでも気軽に立ち寄れる空間を演出し他施設と違った雰囲気を感じてもらえれば」と期待を寄せる。
開催時間は10時~16時。入場無料。