大分駅府内中央口広場（大分市要町1）で8月10日、「大分駅夏祭り2015 今昔おおいた」が開かれる。主催はJR大分駅（TEL 097-532-1958）

　年に一度、駅前で「大分の今昔を体感できるイベントをしたい」と同社が企画し開かれる同イベント。駅前に設置されている「みんなのテーブル」をメーンステージに「ヲタ芸」、明日香美容文化専門学校生徒による「ASUKAビューティーフェスティバル」、「ちびっこダンスパフォーマンス」、APU（立命館アジア太平洋大学）の学生も参加を予定し、当日参加も受け付ける「浴衣コレクション」など様々なイベントを用意している。

　メーンイベントとして、450年の歴史を持つと言われる大分の伝統芸能「鶴崎踊り」を大友宗麟公像周辺で披露する。

　「子どもに優しく、お年寄りには懐かしい雰囲気を味わってもらいたい」と縁日風のイメージに県内各地の特産品を持ち寄った道の駅や商店街などが出店する15の露店が並ぶほか、大分夏の風物詩「府内戦紙（ふないぱっちん）」の山車も展示する。関連イベントとして、中心市街地4カ所にポイントを設け携帯電話で撮影し応募すると抽選で豪華景品が当たる「フォトラリー」も開催する。

　大分駅副駅長の宮城竜也さんは「市や商店街、企業の協力でようやく開催にこぎ着けた。地元住民との意見交換をしながら、大分を代表するイベントになれば」と期待を込める。「フォトラリーでは豪華景品も用意している。この機会にぜひ街歩きしてもらいたい。街を知るきっかけになり活性化に繋がれば」とも。

　開催時間は15時～21時。