BIGLOBEが2月15日に発表した第9回「みんなで選ぶ温泉大賞」で、別府温泉郷が温泉地別ランキングで「西の横綱」に、杉乃井ホテルが宿泊施設の「横綱」に選ばれ連覇した。
利用者による投票を集計し、温泉地部門、宿泊施設部門、エリア別ランキングの3部門を東西のエリア別にランキングする同賞。相撲の番付表に似せて発表するのが恒例となっている。
今年の有効投票数は約2万5691票。投票の内訳は、男性が54%、女性が46%。年代別では40代=25%、30代=23%、50代=20%、20代=16%。
温泉地部門で昨年に続き西の横綱となり連覇した別府温泉郷は、PR動画「別府市・湯(ゆ)~園地計画!」など話題性を集めた。一方で由布院温泉は昨年、関脇からランクダウンし小結となった。東の横綱は草津温泉(群馬県)、関脇は箱根温泉郷(神奈川県)、大関は登別温泉(北海道)となり、横綱の草津温泉は9年連続で1位。上位3つが昨年同様となるなど強さを見せた。そのほか県内では前頭に湯平(ゆのひら)温泉、奥湯布院温泉、長湯温泉がランクインしている。
宿泊施設部門の横綱は杉乃井ホテル(大分県・別府温泉郷)が連覇。不動の横綱だった加賀屋(石川県・和倉温泉)を2年連続で上回り横綱となった。県内の施設は前頭に山のホテル夢想園や潮騒の宿晴海などがランクインしている。
大分県では昨年、熊本地震の影響もある中、「九州ふっこう割」が好評でピーク時は国内航空便で前年同期比1割増や販売サイトで人気商品が売り切れとなるなど話題を集めた。
同時に開催された温泉ご当地キャラクターランキングでは、別府温泉「けむリン」が3051票で4位(昨年5位)となった。