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大分市のOPAMで入場無料の「怪獣総シン撃」 一日限定「モスラ」「ギドラ」も

来場を呼び掛ける齋藤さん

来場を呼び掛ける齋藤さん

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 大分市の大分県立美術館OPAM(大分市寿町2)で8月11日・12日、怪獣や特撮を楽しむ無料イベント「おおいた怪獣総シン撃 2018」が開かれる。大分怪獣クラブ(木本英輔会長、事務局・TEL 090-7389-8651)の主催。

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 2016年から毎年開いており、3年目。今年は会場を昨年の大分市のワザワザビルから同美術館に移して開催する。1階アトリウムと2階の研修室を利用し、同クラブが創造したオリジナル怪獣「ブゴン」の紹介コーナー、怪獣フィギュアの展示、合成映像体験、交流サロンなどを展開する。12日は怪獣の着ぐるみや造形物製作の「レジェンド」とされる村瀬継蔵さん(84)の特別講演会、工作教室も開く。

 アトリウムでは、現在製作中という着ぐるみ用「ブゴン」のほか、会員たちの本格的な造形作品やデザイン画を展示。村瀬さんの参加に合わせ、会員のコレクションから村瀬さん関連のフィギュアやポスターなども並べる。怪獣デザインや人形製作を手掛ける「オクトサイバー」(福岡県)の作品も展示する。

 合成映像体験ではグリーンバックを使い、「ブゴン」との絡みを写真に収めて進呈(無料)。交流サロンには怪獣関連の本や雑誌、触って遊べる「ゴジラ」などのフィギュアなどを用意する。このほか「ブゴン」や「全国自主怪獣映画選手権」の紹介コーナーも設ける。

 12日は、10時30分から研修室で村瀬さんの講演会を開く。参加無料で定員は80人。10時から整理券を配布する。当日は村瀬さんが「東宝から一日のみの特別許可を得て」、自身が手掛けた「モスラ」「キングギドラ」などの作品(頭部)4体を持ち寄る。

 14時からは怪獣をモチーフにした紙粘土の貯金箱(材料費200円)や折り紙を使った怪獣人形(同50円)を作る教室を開く。先着40人。日田梨部会のキャラクター「ナシロー」も応援に駆け付ける。

 同クラブ事務局の齋藤龍一さんは「怪獣は日本独自の文化。怪獣や特撮を一つの世界として親子で楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11日=10時~19時、12日=10時~17時。入場無料。

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