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大分県内でも「ミュージアム周遊パス」 美術館・博物館巡りがおトクに

提示するだけで割引が受けられるクーポンページ(左)

提示するだけで割引が受けられるクーポンページ(左)

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 大分県は、8月1日から使える九州・沖縄の美術館・博物館の入館割引などが付いた「ミュージアム周遊パス」を無料で配布している。

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 九州各県と沖縄県、山口県、各経済団体で作る「九州・沖縄文化力推進会議」の発行。事務局は九州経済連合会(福岡県)で、大分県は芸術文化スポーツ振興課(097-506-2055)が窓口となっている。

 今後増加が見込まれる国内外の観光客に、美術館や博物館などの文化施設を利用してもらおうと製作した。周遊パスでは九州各県と沖縄県の112施設について、入館割引やプレゼント進呈といった特典を設定。日本語・英語の冊子版と、日本語・英語・中国語・韓国語で読むことができる同内容のウェブ版を用意した。誰でも無料で入手でき、クーポンページ(画面)を見せるだけで特典を受けられる。

 冊子版はA5判40ページ。各施設で受けられる特典のほか、施設の簡単な説明、場所、連絡先、営業時間や休館日、アクセス方法などを掲載した。巻頭では「特集・九州沖縄の世界遺産」として、宗像・沖ノ島、明治日本の産業革命、潜伏キリシタン、琉球王国・グスクの4カ所について詳しく紹介している。

 大分県関連では7施設が対象。「大分県立美術館OPAM」(大分市)では開催中の「人間・髙山辰雄展」の観覧料800円が600円となるほか、今後予定する「コレクション展」の300円を250円、「日本モダンの精華」と「国宝、日本の美をめぐる」の800円を600円とそれぞれ値引きする。「朝倉文夫記念館」(豊後大野市)の常設展は500円が400円、「大分香りの博物館」(別府市)の常設展500円が450円、「大分市美術館」の常設展300円は250円となる。このほか「大分県立先哲史料館」(大分市)では展示パンフレットと解説シート、「大分県立埋蔵文化財センター」(同)ではポストカード3枚、「大分県立歴史博物館」(宇佐市)では特製クリアファイルを進呈する。

 県内各地の観光案内所や掲載している美術館・博物館などで配布。ウェブ版は大分県のホームページからダウンロードできる。利用期間は8月1日から12月31日まで。

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