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大分駅前で世界農業遺産フェア 特産品販売&シチトウイの無料ミサンガ作りも

世界農業遺産5周年記念フェアのポスター

世界農業遺産5周年記念フェアのポスター

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 国東半島宇佐地域の世界農業遺産認定5周年を記念したフェアが9月7日・8日、JR大分駅府内中央口駅前広場で開かれる。

無料ワークショップで作るシチトウイのミサンガ

 主催は国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会(事務局・県農林水産企画課、TEL 097-506-3525)。世界農業遺産のPRと、同地域を構成する豊後高田市、杵築市、宇佐市、国東市、姫島村、日出町の魅力発信を目的に実施する。

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 6市町村のほか、同じく認定を受けている石川県能登地域(2011年6月)と宮崎県高千穂郷・椎葉山地域(2015年12月)の2地域も参加。同遺産地域ブランド認証品や世界農業遺産応援商品の販売、無料のワークショップ「シチトウイ(七島イ)工芸体験」、うちわの配布、パネル展示などを行う。ゆるキャラ4体も来場する。

 ブースでは生そば(豊後高田市)、シフォンケーキ(杵築市)、うどん(宇佐市)、「乾しシイタケ」(国東市)、ヒジキ(姫島村)、ちりめん(日出町)など約150品目を販売。石川県は伝統の奥能登揚げ浜式で作った塩や「しおゼリー」「しおサイダー」、宮崎県はコメ・もち麦・玄米のほか、ゆずこしょうやユズのマーマレードなどを持ち寄る。

 ワークショップでは畳表などに使われてきた「シチトウイ」でミサンガを作る。講師は「七島藺(い)工房ななつむぎ」の岩切千佳さん。当日誰でも無料で参加できる。作成時間は30分~40分。

 同課では「同地域が認定を受けていることを知らない人もまだいると思う。今回は交通拠点となる場所で開催できるので、あらためて大勢の人にPRしたい」と意気込む。

 開場時間は7日=12時~19時、8日=10時~18時。入場無料。

 世界農業遺産は、次世代に継承すべき伝統的農業の「システム」を国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度。2018年7月現在、世界で21カ国52地域、国内では、2011年6月の「トキと共生する佐渡の里山」(新潟県佐渡市)、2018年3月の「静岡水わさびの伝統栽培」(静岡県わさび栽培地域)など11地域が認定されている。

 国東半島宇佐地域は、水不足の解消を図る「ため池」の複数連携管理、クヌギ林の循環再生、日本一の原木シイタケ生産、国内で唯一の「シチトウイ」生産などの多様な農林水産業と生態系の保全が評価され、「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」として2013年5月30日に認定を受けた。