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大分市の中心街で「喰うちょくれ佐伯」 深島みその「レア」伊勢エビ汁などずらり

かまど白みそを使った半身入りの伊勢エビ汁

かまど白みそを使った半身入りの伊勢エビ汁

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 佐伯市の新鮮な海の幸や郷土料理を紹介するイベントが9月6日、大分市のガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)で始まった。

「雪ん子寿司」を買い求める来場者

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 佐伯市観光協会の主催。大分市のまちなかでの開催は初めてで、名物の伊勢エビ汁(500円)、寿司3貫(300円)、ごまだしうどん(400円)、大分県産のシイタケとダイコンを使った雪ん子寿司(450円)のほか、ヒオウギ貝や干物などを販売する。伊勢エビのさばき方を指導する無料料理教室を開くほか、購入者を対象に伊勢エビ料理(2万円相当)の食事券などが当たるくじ引きも行う。

 伊勢エビ汁は同市蒲江・深島の「かまど白みそ」を使った限定商品で、1杯に半身が入る。同協会によると「田中利明市長が絶賛する味わいで今回ここでしか食べられない」という。11時と12時から限定100食ずつを販売。寿司は佐伯で今時期に獲れる新鮮なタイ、ヒラメ、カンパチを使う。11時から限定200食販売する。

 料理教室は13時と14時から2回開催。定員は各回5人でその場で参加できる。予約不要。講師はNPO法人かまえブルーツーリズム研究会の橋本豊義さん。

 初日は佐伯の味を求めて大勢の市民らが来場。人気商品のブースの前には行列ができた。大分市南大分の相羽次夫さん(61)は伊勢エビ汁を購入。「みそがエビのうま味を引き立てている。塩分もちょうどいい。これで500円は本当に安い」と満足そうに話した。

 同協会では今後、同商店街での定期的な料理教室開催などを予定。同協会の古田浅男さんは「2年連続の災害で観光客が大きく減っている。大分市の中心部から佐伯グルメを発信していくことで回復を目指したい。今回も自信の味覚をそろえたのでぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。

 会場時間は10時~15時。7日も同内容で開催。

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