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大分県が国民文化祭ガイドブック作製 開幕まで1カ月切り、県内PRに拍車

5つのゾーンを軸に構成した公式ガイドブック

5つのゾーンを軸に構成した公式ガイドブック

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 大分県は10月から始まる「第33回国民文化祭・おおいた2018」と「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」を紹介する公式ガイドブックの配布を始めた。開幕まで1カ月。新たなツールを切り口に、県民への周知に拍車を掛ける。

エリアごとに分けた5つのゾーン

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 A4判90ページ。全体カレンダー、開会式や閉会式の紹介、164のイベントや関連事業の詳細、観光ガイド、オリジナルツアー、ドライブコース、スタンプラリーイベント、マップなどを網羅している。

 大分開催が18市町村を「出会いの場」「祈りの谷」「豊かな浦」「耕す里」「水の森」5つのゾーンに分けて展開するのに合わせ、ガイドブックも「ゾーン」を軸に構成した。「訪れた先で他にどのようなイベントがあるかを探しやすいようにした」と県文化祭局(TEL 097-529-6283)。

 各市町村の目玉となる「リーディング事業」を各ゾーンのトップで紹介。各イベント(分野別事業)については日時場所などの基本情報のほか「ポイント」を写真を交えて紹介している。イベントを「演劇・ミュージカル」「音楽」「美術」などで分けるジャンル別の目次も掲載した。

 ガイドブックは8月30日に完成。7万部を印刷し、県内の各市町村、文化施設、観光案内所などで配布しているほか、9月5日からは専用ホームページからダウンロードできるようにした。すでに東京、大阪、福岡などの主要都市で配布するなど県外からの呼び込みを強めている。

 県内では「開催するのは知っているが、何があるのかは分からない」という声があり、内容についての問い合わせも多いという。同局ではこうした現状を受け、全体像と詳細が見えるガイドブックの配布を通して県民にあらためてPRしていく方針。「増ページするほど多くの情報が詰まっている。充実した内容を分かりやすく、使いやすくまとめたので活用してほしい」と呼び掛ける。

 本イベントは10月6日から11月25日まで全県を会場に開催。テーマは誰でも楽しめる「おおいた大茶会」。大分市・別府市・由布市の「出会いの場」、豊後高田市・杵築市・宇佐市・国東市・姫島村・日出町の「祈りの谷」、佐伯市・臼杵市・津久見市の「豊かな浦」、竹田市・豊後大野市の「耕す里」、中津市・日田市・九重町・玖珠町の「水の森」に分けて伝統芸能、祭り、食などの文化的資源を紹介する。

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