大分市のブランド認証品をPR・販売するフェアが10月11日、Oita Made Shop赤レンガ館本店(大分市府内町2)で始まった。
「大分市ブランド認証制度」は市内の農林水産物を使った加工品をブランド品として認証する取り組みで、2017年度にスタート。これまでに10事業者の28品を認証している。
認証を受けた加工品は「市の魅力を紹介する顔」としてブランドマークの使用が可能となる。市のホームページやパンフレットに掲載されるほか、商談会や催事で認証品としてPRできるようになる。通称は「Oita Birth」。
これまでに地元デパートや東京・有楽町で開かれた物産フェアに参加しているほか、9月にヤフー本社の食堂で試食と販売を実施するなどしてPRを図ってきた。8月1日には「Oita Birth」専用のホームページも開設している。
今回は「大分市ブランドフェア」と題して、国民文化祭期間中に県内外からの多くの来場者が見込める同店で開催。大分市の国民文化祭事業「回遊劇場」のインフォメーションコーナーに隣接する形で展開した。
東京の物産展で人気となった「佐賀関くろめ藻なか味噌(みそ)汁」(750円)、「合戦牛蒡(ごぼう)めしの源(もと)」(864円)、「大葉みそ ちりめん入り甘みそ仕立て」(648円)など26点を販売。期間中の土曜・日曜は専属の販売員が対応するほか、10月15日は戸次ごんぼの会、16日は寿楽庵(あん)、18日は戸次人、30日はハヤミ産業が試食、試飲サービスなどを行う。市農政課では「普段使いや贈り物用はもちろん、観光客には土産として選んでほしい」と期待する。
開催時間は11時~19時。水曜定休。11月6日まで。