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由布市のガトーショコラ店「ときの色」1周年 「ゆふいん」米粉の新商品好評

米粉を使ったガトーショコラほか

米粉を使ったガトーショコラほか

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 由布市のガトーショコラ専門店「由布院 ときの色」(由布市湯布院町川上、TEL 0977-84-5858)がオープン1周年を機に、「ゆふいん米」の米粉を使った新商品に切り替えた。見た目はそのままにうま味や食べ応えが増し、常連客や観光客から好評を得ている。

しっとり感が増したチーズケーキ

 店主は由布院温泉観光協会旅館組合・前事務局長の経歴を持つ安部順一さん(56)。ガトーショコラ好きが高じて2017年10月5日に専門店をオープンした。店舗はJR由布院駅から延びる由布見通り沿いにあり、カラフルなロゴが目印となっている。

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 主なメニューは、ガトーショコラ(1,560円)、抹茶ショコラ(1,670円)、ユズのジャムのような「ゆず練り」をトッピングしたチーズケーキ(1,560円)、ラムレーズンショコラ(1,600円)など。スティックタイプのショコラ(200円)やホワイトチョコレートのソフトクリーム(500円)も販売する。

 ガトーショコラは、これまで小麦粉を使わないグルテンフリーで作ってきた。「粉系はカカオパウダーだけ。生チョコの香り、味わい、舌触りがダイレクトに楽しめる」という自信作で、地元の常連客や観光客の口コミなどで、1年かけてファンの数をじわじわと増やしてきた。

 米粉のアイデアはトッピング用素材を探していたときにひらめいたという。「地元の食材をドライフルーツにしてのせたいと考え、農場などを巡っていたときに米粉の存在を知った。『これは』と思い、すぐに試作品を作った」。

 米粉には由布岳の麓で育った「ゆふいん米」を使用。安部さんは「つなぎを使っていなかったので崩れやすいところがあったが、程よく固まるようになり、食感がアップした。食べ応えが出たことでうま味がより分かるようになった」と説明する。抹茶ショコラとチーズケーキで使っていた小麦粉も米粉へと変更。「こちらは後味がすっきりするようになった。しっとり感も増した」と笑顔で話す。

 新商品は開店1周年に合わせて販売開始。ケースに並べてから間もないが、利用客からの反応も上々で「『食べた』という満足感がアップした」「スイーツとしてはもちろん、ワインや洋酒にも合う」といった声が届くという。安部さんは「由布の盆地の宝物を使ってブラッシュアップできたことがうれしい。『トッピング問題』の解決を含め、今後も地域に根差した形で頑張って行きたい」と意気込んでいる。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。