冬の風物詩「おおいた光のファンタジー2018~星空のマリアージュ」が11月16日、大分市の中心街で始まった。雨の中で開かれた点灯式に合わせて47万球のイルミネーションが輝くと、6000人の来場者から歓声が上がった。
主催は大分都心まちづくり委員会(事務局=大分まちなか倶楽部、TEL 097-573-7377)、JR大分シティ、JR九州。
16日は17時45分からJR大分駅府内中央口広場で点灯式が開かれ、メインステージの前はレインコートを着た若い女性ファンらでぎっしりと埋まった。DJの「SOULJAH」さん、女性ソロシンガーの「Leola」さん、4人組R&Bグループ「DEEP」が歌やコーラスを披露。大分高書道部、日本文理大チアリーディング部「BRAVES」、大分商吹奏楽部がそれぞれのパフォーマンスで会場を盛り上げた。
点灯式を演出したEXILEの黒木啓司さん、佐藤樹一郎大分市長、点灯式のテーマとなったピンク色のクマ「アヴェモコス」が登場してステージ上に全員がそろうと、音楽に合わせてイルミネーションが一斉に点灯。会場は大きな歓声に包まれた。
JR大分駅前には巨大な「アヴェモコス」の電飾が設置され、来場者は代わる代わる記念撮影を楽しんだ。ガレリア竹町ドーム広場には、県立芸術文化短大の学生と鬼塚電気工事(大分市)による「鬼桜」も登場。冬の桜を模した高さ約3メートルの体験型アート作品で、スマホの充電用のUSBポート50口を備えている。初日は監修した清川進也さんも駆け付け、女子高生らにコンセプトなどを説明した。
期間中の点灯時間は17時~24時。期間中、毎正時にEXILEの人気楽曲を使ったイルミネーションショーを行う。来年2月14日まで。