商店街に置いたこたつで年の瀬を楽しむ「まちなかお座敷大忘年会 ~こたつdeポン!!~」が12月30日、大分市のガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)で開かれた。
主催は同実行委員会。大分都心まちづくり委員会の共催。「街を遊び場に」をテーマに3年前から実施している。今年は敷き詰めた畳200枚の上に昨年より15台多い65台のこたつを用意。こたつの中に使い捨てカイロを入れ、市民や観光客らに開放した。
大分市中心部の商店街で購入した飲食物のレシートが入場券代わり。昼の部はジュースやコーヒーなどを持ち込む親子連れでにぎわった。17時からの夜の部では、アルコール類や総菜などを買い込んだグループが次々と来場。それぞれのこたつでゲームや忘年会を楽しんだ。
19時近くになるとほぼ満席の状態となり、中には相席となるこたつも。大分市の20代の女性は「隣の人にお酒をもらって仲良くなった。上半身は少し寒いけど、商店街でこたつに入る感覚は新鮮で面白い」と笑顔で話していた。