「第16回海辺のガーデニングフェスタ」が4月21日、大分市のかんたん港園(大分市生石5)で始まった。期間中、ガーデニングコンテストや各種教室、別府湾クルーズなど多彩な催しを行う。
官民で構成する実行委員会(TEL 097-535-2444)が海辺の地域活性化を目的に毎春、開いている。同園を含む大分港西大分地区は、癒やしのスポットに再生したとして2017年度に国の「手づくり郷土(ふるさと)賞」の大賞を受賞した。
会場には、植え込みや飾り付けを競うコンテスト作品を展示。コンテナガーデン、ハンギングバスケット、ミニガーデン、チャレンジBOXの4部門に40点の応募があり、来場者も審査員として投票できる。28日に表彰式を行う。
ガーデニング教室(有料)は、多肉(27日)、コンテナ(30日、5月4日・6日・11日)、ハンギング(5月1日・7日)、木工(5月2日)、鉢ペイント(5月5日)、植物画(5月10日)の全10回。ヨガと食を楽しむイベント(1,500円)は4月27日7時、29日19時、5月12日6時30分に実施する。いずれも要予約。
このほか、4月28日14時40分から三線クラブ「あしびなぁ~」のライブ、5月5日にガーデニンググッズを販売するマーケット、11日に別府湾を船で巡るクルージング(1,000円・小学生以下500円、要予約)を行う。期間中の土日祝日は、パンやスイーツなどを販売する。
初日は好天にも恵まれ家族連れらが来場。コンテスト作品を楽しみながら海辺の春を満喫した。散歩の途中で訪れたという大分市の主婦は「こうしたイベントがあるのを知らなかった。ヨガとクルーズが楽しそうなので参加してみたい」と話していた。
入場無料。5月12日まで。