昨年秋に別府公園(別府市野口原)に登場し、話題となった巨大な鏡「Sky Mirror(スカイミラー)」が、大型連休に合わせて4月27日から再び公開される。
見る角度によって表情が変わる「スカイミラー 」(昨年10月撮影)
「スカイミラー」は英国の芸術家アニッシュ・カプーアさんの代表作。2018年10月から11月にかけて開かれた国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭で、別府市のメインプログラム「アニッシュ・カプーア IN 別府」の1つとして日本で初めて公開された。
直径5メートルのステンレス製の鏡で、地表に空が映り込むように傾けて設置している。見る角度や時間、天候などによって多様な表情が楽しめるほか、公園の空間に穴が開いたように見えるとして人気を呼び、51日の公開期間で約3万5000人の来場者を呼び込んだ。
主催した混浴温泉世界実行委員会(事務局=NPO法人BEPPU PROJECT、TEL 0977-22-3560)によると、 公開後は設置場所を囲いシートで覆って保管していたが、市民や観光客から再公開を望む声が多かったことなどから、大型連休期間に公開することにした。26日にシートを外し、洗浄作業などを行う。
期間中、10時~18時はスタッフが常駐し、随時、作品について解説する。同実行委員会では「秋とは異なるさまざまな表情を楽しんでほしい」と呼び掛けている。
観覧無料。5月6日まで