大分市への移住者らを対象とした「おおいた移住カフェ」が5月19日、J:COMホルトホール大分(大分市金池南1)402会議室で開かれる。交流会とワークショップを通して親交を深め合い、新しいコミュニティーづくりを目指す。
大分市に移り住んだ人たちの「プライベートな知人ができずに寂しい」「趣味や運動のサークルに参加したいがどうすれば良いのか分からない」といった声を受け、市市民協働推進課・大分市地域おこし協力隊の吉田裕史さん(46)が初めて企画した。
11時30分からの交流会と、13時からの参加型のワークショップの2部構成で実施。交流会では協力隊隊員を交えて移住後に生じた疑問や不安、悩み事、良かった点などについて話し合い、互いの情報を交換する。ワークショップでは4人1組に分かれて互いの「強み」を結び付ける「スキル×スキルゲーム」を行う。自分の技術、資格、趣味、好きなこと、これからやりたいことなどをカードに書き込み、互いのカードを掛け合わせることでコラボレーションの創出などにつなげる。
大分市への移住者、または移住に興味や関心がある人が対象。定員は16人で応募多数の場合は抽選。専用フォームから申し込む。締め切りは5月13日。参加無料。
吉田さんは「引っ越して間もない人、数年暮らして新たな出会いを求めている人、ベテランの移住組のほか、そういった人たちの話を聞きたい人など、いろいろな人に参加してもらいたい。それぞれが結び付くことで新しい輪が生まれれば」と話している。