大分市中心街の都市型商業施設「大分オーパ」(大分市中央町1)が6月1日、オープンした。開店前から600人が列を作り、新しく生まれ変わった「食のテーマパーク」は初日から大勢の買い物らでにぎわった。
流通大手イオングループのOPA(オーパ、千葉市)の運営。「食」に特化したファッションビルとして展開する。九州初14店、大分初11店、地元16店を含めた47店でオープン。1階は食品売り場、2階はフードホールで、3階は雑貨店やエステティック店、ヘアサロンなどの生活関連フロア。4階はレストラン街で、テラスを併設している。
6月1日は9時20分からオープニングセレモニーを開催。山崎満寿OPA社長が「改革し続け、愛され、信頼される食のテーマパークをつくっていきたい」とあいさつ。佐藤樹一郎大分市長が「大分駅前の大きな魅力の一つになってほしい」と祝辞を述べ、関係者7人でテープカットを行った。
店舗周辺に長い列ができたことなどから予定を5分早めて9時55分に「グランドオープン」。市民や観光客らが続々と入店し、思い思いの店舗に詰め掛けた。
列の先頭にいた大分市の会社員男性(40)は「特別価格の和牛ロースランチが楽しみで6時30分から並んだ」と笑顔。大分初出店の「ホールドバイハンド」を楽しみに来店したという女子高校生の2人組は「ポテトフライがおいしかった。大分で初めての店が多いし、明るくて気持ちがいい。他の店も回って見たい」と満足そうに話していた。
1日以降、オーパほか各店舗で記念特典を用意している。営業時間は1~3階=10時~21時、4階=11時~23時。