怪獣や特撮をテーマとした「おおいた怪獣総シン撃 2019」が9月7日・8日、大分市の大分県立美術館OPAM(大分市寿町2)で開かれる。主催する「大分怪獣クラブ」が「創造」したご当地怪獣「ブゴン」も「襲来」する。
同クラブはゴジラやウルトラマンなどの特撮をこよなく愛する県内外の会員25人で構成。怪獣を通した地域創生を目指し、「とり天」「高崎山のサル」「活火山」「温泉」などをモチーフとした「大分怪獣ブゴン」の着ぐるみを製作するなど、怪獣・特撮愛を「こじらせた」活動を続けている。
イベントは2016年から毎年開催。4回目の今年は、昨年秋に完成した「ブゴン」が登場する。1階アトリウムに設置したミニチュアのビル群の前で暴れる様を撮影したり、一緒に写ったりすることができる。
会場には「今年はパワーアップしている」というさまざまな怪獣フィギュアを展示するほか、12月に別府ブルーバード劇場で開催する全国自主怪獣映画選手権のPRコーナーなども設ける。8日は2階の研修室で紙コップを使った怪獣人形工作教室(13時~15時)を実施。日田梨部会のキャラクター「ナシロー」も応援に駆け付ける。
入場およびイベントはすべて無料。木本英輔会長は「今年も怪獣の季節がやってきた。日本独自の文化と世界を親子で楽しんで」と来場を呼び掛けている。
開場時間は7日=10時~19時、8日=10時~17時。ブゴン「襲来」は7日=11時・13時・14時・15時、8日=10時・11時・15時・16時(15時・16時はナシローも来場)。