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大分市の県立美術館で「怪獣総シン撃」 精巧な造形品やデザイン画などずらり

会員の造形作品に見入る来場者

会員の造形作品に見入る来場者

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 怪獣や特撮を楽しむ無料イベント「おおいた怪獣総シン撃 2018」が8月11日、大分市の大分県立美術館OPAM(大分市寿町2)で始まった。大分怪獣クラブ(木本英輔会長、事務局・TEL 090-7389-8651)の主催。

多くの来場者でにぎわう「おおいた怪獣総シン撃 2018」

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 親子で楽しめる怪獣の世界を紹介しようと2016年から毎年開いているミニイベント。同美術館では初開催。1階アトリウムで同クラブが創造したオリジナル怪獣「ブゴン」の紹介、怪獣フィギュアの展示、合成映像体験、交流サロンなどを展開する。12日は怪獣の着ぐるみや造形物製作の「レジェンド」とされる村瀬継蔵さん(84)の特別講演会、工作教室も開く。

 11日は10時の開場から多くの親子連れらでにぎわった。来場者は会員が作った精巧な造形品や本格的なデザイン画など約80点をじっくり観賞し、好みの角度からカメラで撮影した。子どもたちは怪獣に関係する本を読んだり、人形で遊んだりしたほか、会場に用意された「ゴジラ」のマスクなどをかぶるなどして「怪獣の世界」を楽しんだ。

 12日は、10時30分から研修室で村瀬さんの講演会を開く。参加無料で定員は80人。10時から整理券を配布する。村瀬さんが手掛けた「モスラ」「キングギドラ」などの作品(頭部)も展示する。14時からの工作教室では怪獣の貯金箱(材料費200円)や折り紙人形(同50円)を作る。先着40人。日田梨部会のキャラクター「ナシロー」も応援に駆け付ける。

 木本会長は「OPAMならではの本格的な展示ができた。明日は自分も楽しみにしている村瀬さんの講演会がある。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている。

  12日=10時~17時。入場無料。

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