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「投票で最優秀賞決めて」 大分市の「おおいた自主映画祭」、当日客が審査員に

来場を呼び掛ける宮崎さん(右)とごとうさん

来場を呼び掛ける宮崎さん(右)とごとうさん

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 当日来場者の投票で最優秀賞を決める「第3回おおいた自主映画祭」が9月29日、J:COMホルトホール大分(大分市金池南1)小ホールで開かれる。全国から応募のあった50作品の中から厳選した8本を上映。実行委員会では「皆さんの一票で今年の一番を選んでほしい」と呼び掛けている。入場無料、予約不要。

「第3回おおいた自主映画祭」のチラシ(表面)

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 大分市で自主映画製作や映像撮影に取り組む有志が実行委員会(代表TEL 090-9483-6580)を立ち上げ、2017(平成29)年から「観客参加型映画祭」として開催している。実行委員長は市内で飲食店を営む宮崎亮一さん(46)。「最初は自分たちの映画を上映したいという思いで始めたが、SNSで自主映画を募集したところ、全国のプロやアマチュアからレベルの高い作品がたくさん送られてきて驚いた」と振り返る。

 映画祭には初回80人、2回目100人の「審査員」が来場し、ともに満席になったことから今年は会場を移して開催。200人以上を収容できるようにした。実行委員のごとうしょうしさん(33)は「過去2回は『面白かった』『また審査したい』という良い評価しかもらっていない。今回も期待に応えられるラインアップ」とニヤリ。

 今年は大分(2作品)、東京(同)、神奈川、新潟、奈良、宮崎の作品をノミネート。コメディー、ヒューマンドラマ、SF、サスペンスとジャンルは多様で、上映時間はいずれも10分から26分という短編。監督の年齢層は20~60代と幅広く、女性監督の2作品も選んだ。

 入場すれば誰でも審査員になれる。投票に当たっては「上映作品を全て観賞する」「本当に面白かった作品を選ぶ」ことが条件で、最優秀映画賞のほか、男優賞と女優賞も決める。投票せずに観賞することもできる。上映後に集計し、監督インタビュー、結果発表、授賞式などを行う。宮崎さんは「何も持たずに気軽に手ぶらで来てほしい。堅苦しくないイベントなので一緒に楽しめれば」。

 12時開場、12時30分上映開始。

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