大分市の冬の風物詩「おおいた光のファンタジー2019」が11月29日から中心街で開かれる。49万球のLEDイルミネーションが街並みを彩るほか、ディズニー映画「アナと雪の女王2」の公開(11月22日)を記念した「氷のトンネル」も登場する。
大分都心まちづくり委員会(事務局=大分まちなか倶楽部、TEL 097-573-7377)、JR九州の主催で5年目。「星空のストーリー」をサブタイトルに、JR大分駅府内中央口広場と中央通りをブルーとシルバーの44万球で、ふないアクアパークをシャンパンゴールドカラーの5万球で飾る。ガレリア竹町ドーム広場にある8本の柱にも電飾を取り付ける。
駅前広場には雪と氷の世界をイメージした「氷のトンネル」を設置する。高さ約3.4メートル、幅約3メートル、奥行き約8.5メートル。LED電球やプロジェクターを使い、動きに合わせて足元の氷が割れるといった仕掛けを施す。同映画のオリジナル商品を扱うショップも開き、大分限定グッズなどを販売する。
昨年1000件を超える応募があったフォトコンテストも開催。イベントに関する写真を画像共有アプリ「インスタグラム」を通して募集する。グランプリ作品に5万円分の商品券を進呈。準グランプリは同3万円、優秀賞は同2万円。このほか「おおいた光の応援団」も募集。1口1,000円で先着100人にオリジナルバッジを進呈するほか、新聞広告や看板に名前を記載する。
11月29日の点灯式は17時から。大分で活動する音楽グループが「アナと雪の女王2」の楽曲などを演奏する。入場無料。
10月24日の記者会見で、同委員会の児玉憲明企画委員長は「ラグビーW杯の熱量を引き継いで盛り上げたい」、JR大分シティの北島剛明常務が「ディズニー映画との新しい取り組みに期待してほしい」と意気込みを述べた。
点灯時間は17~24時。来年2月14日まで。