JR九州大分支社は11月9日、鉄道の魅力を伝える、「2019トレインフェスタin大分」を大分市のJR九州大分車両センター(大分市下郡)で開く。恒例の業務体験や物販のほか、「鉄道忘れ物市」や「車両綱引き」などを初めて実施する。
利用者への感謝デーとして毎年、鉄道の日(10月14日)がある秋に開いている。運転台見学、車掌と切符販売の業務体験、高所作業車、車両を洗う洗浄線への乗車などを行う。鉄道用品やプラレール、駅弁などの販売コーナーも設ける。
今年は九州管内の遺失物を販売する「鉄道忘れ物市」を初開催。かばんや傘などの手回り品のほか、「掘り出し物」も用意する。このほか、電光の乗り場案内板に好きな言葉を表示させて記念撮影できるコーナー、列車と綱引きするイベント(小学生以下対象)、スタンプラリーなども初めて開く。
当日は、異なる系統の6車両を組み合わせた「がちゃ列車」を、「別府駅」「大分駅」と会場の「大分車両センター」間で2便運行する。1便は別府駅9時13分発で大分駅経由、2便は大分駅11時30分発。別府発は子ども=400円、大人=600円、大分発は子ども=300円、大人=450円。当日朝、各駅で先着順で販売する。
大分支社総務企画課(TEL 097-532-0642)では「さまざまな新しいイベントを増やしたので鉄道ファンはもちろん、親子でも一日中、楽しんでもらえると思う」としている。
開場時間は10時~15時。入場無料。会場および周辺に駐車場はない。最寄り駅はJR牧駅(徒歩約8分)。