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大分市などで成人式 感謝と夢抱え、未来へ新たな一歩

記念撮影でポーズを取る大分市の新成人

記念撮影でポーズを取る大分市の新成人

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 1月13日の成人の日を前に大分市など県内の15市町村で12日、成人式が行われ、華やかな振り袖やスーツに身を包んだ新成人が大人への一歩を踏み出した。

大分市の成人式には約3800人が参加した

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 県内の今年の新成人は1999(平成11)年4月2日から2000(同12)年4月1日までに生まれた1万1268人(男性5687人、女性5581人)で、昨年より64人少ない(2019年12月4日現在)。

 大分市の新成人は1月1日現在で4667人(男性2409人、女性2258人)。J:COMホルトホール大分(大分市金池南1)で開かれた記念集会には約3800人が参加した。

 社会人と学生12人でつくる実行委員会が「夢~未来への第一歩」をテーマに開催。大ホールで記念式典を開いたほか、小ホールに記念撮影のスポットなどを用意した。

 式典では実行委員長の森光志郎さん(大分高専)が「自分の夢や目標を失わないでいこう」とあいさつ。佐藤樹一郎市長が「社会の在り方に関心を持ち、いろいろなアイデアを出していってほしい」とメッセージを贈った。大分大学のよさこいサークル「獲天(とりてん)」の演舞、ボーイスカウトとガールスカウトの祝いの言葉、20年間をまとめた映像上映、大分市出身で天理大柔道部監督の穴井隆将さんを招いたトークイベントなどもあった。

 成人式に合わせて東京から帰省したという男子大学生は「大人の仲間入りができてうれしい。今後は責任ある行動を心掛けたい」と気持ちも新た。大分市内の建設会社で働く男性は「両親に家を建ててあげたい」、大分県立看護科学大に通う女子大学生は「人の痛みが分かる大人になりたい」と笑顔で話していた。

 国東市と九重町の成人式は前年の8月15日、豊後高田市は1月5日に開催済み。

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