季節の果物を使ったフルーツサンドが楽しめる「フルーツパーラー 陽(ひ)はまたのぼる」(大分市末広町1、TEL 097-535-7474)が8月23日、JR大分駅近くにオープンした。色鮮やかなサンドイッチは女性を中心に話題となっており、連日250個が完売している。
運営するのは竹田市や大分市に飲食店を構える「WOOD HOUSE」。専務の花苑泰樹さん(37)は「明るいニュースが少ない中、おいしいフルーツでたくさんの人を元気にしようと店を構えた」と話す。
全国から選んだ旬のフルーツを使う。マスカルポーネチーズを入れたコクのある生クリームと合わせて、塩気をほんのり利かせたオリジナルのパンで挟み、断面がきれいに見せる形でカットしている。
メニューは常時約10種類で季節ごとに変わる。ミカンを花、シャインマスカットを葉に見立てた「陽はまたミックス」(605円)はSNSで映える「萌え断」として話題に。「生チョコ 極撰(げんせん)バナナ」(462円)は、女性にも「たくさん食べられる」と人気。
ドリンクにもフルーツをふんだんに使う。「ごろごろフルーツレモネードスカッシュ」(418円)、ソフトクリームをのせた「旬のフルーツクリームソーダ」(583円)などが売れ筋。このほか、フルーツあめ(440円)や生フルーツゼリー(308円~)などもそろえている。
明るくポップに仕上げた店内にカウンター10席を用意。花苑さんは「来てくれた人の笑顔が広がる憩いの場にしていきたい。目指すはフルーツのパワースポット」と笑顔で語る。
営業時間は11時~17時(フルーツサンドは売り切れ次第終了)、17時~21時は生フルーツサワー専門店に変わる。火曜定休。