自転車の総合イベント「J:COM presents OITAサイクルフェス!!! 2020」が10月3日、大分市内で始まった。初日はJR大分駅上野の森口の大分いこいの道周辺特設コース(1周1キロ)を周回する「おおいた いこいの道クリテリウム」が行われ、市民らはパブリックビューイングなどを通してスピード感あふれるレースを堪能した。
OITAサイクルフェス実行委員会、一般社団法人おおいたスポーツマネジメント、大分市の主催。7年目の今回は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、海外チームを招聘(しょうへい)しない国内レースとして開催する。初日にクリテリウム、4日は昭和電工ドーム大分周辺に設定した1周4キロのコースを周回する「おおいたサイクルロードレース」を行う。
「ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)」の徹底や観戦自粛を受けての開催で、レースの模様は「大分ケーブルテレコム」がテレビや「お部屋ラボ祝祭の広場」に新設された大型ビジョン、動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信する。
3日のクリテリウムはクラス別に5レースが行われ、トップレーサー103人が出場した「P1レース」(45周)は沢田桂太郎選手(チームブリヂストンサイクリング)が1時間1分22秒で制した。
レース会場では選手の関係者らが目の前を駆け抜ける選手に大きな拍手を送ったほか、PV会場でも観戦に訪れた市民らが大画面に映し出される高速レースを楽しんだ。
4日の「おおいたサイクルロードレース」は8時30分からクラスごとに行う。「P1レース」(25周)は11時スタート。レースの模様は「お部屋ラボ祝祭の広場」のパブリックビューイング(8時30分~、入場無料)、「J:COMチャンネル大分」(10時50分~)などで放送する。