大分市の大分県護国神社(大分市牧、TEL 097-558-3096)で12月25日、恒例の「すす払い」があった。神職らが神殿などにたまった1年分のほこりを落とし、新年に備えた。
「御煤払祭(みすすはらいさい)」として毎年12月25日に行っている。今年は神職4人と仕女(しじょ)4人が長さ約4メートルの「斎竹(いみだけ)」を使い、本殿や拝殿、神門に積もったちりなどを払い落とした。
例年、正月三が日で約29万人が参拝する。今年は新型コロナウイルス対応で初詣期間を12月20日から来年3月20日までとし、参拝客の分散化を図るという。八坂秀史宮司は「来年は、えとの丑(うし)のように、歩みは遅くとも着実に進んでいける明るい年になれば」と話す。