大分市の「南蛮BVNGO交流館」(大分市顕徳町3、TEL 097-578-9191)は1月6日、戦国時代に豊後を統治した大友氏ゆかりの人物をおみくじに見立てた「新春大友みくじ」の無料配布を始めた。
市教委文化財課が、郷土の大名・大友氏について楽しみながら知ってもらおうと初めて企画した。
大友宗麟のほか、家臣団、外国人宣教師のザビエルらを題材に全7種類を用意。それぞれの人物像をユニークな表現で「運勢」として表したほか、人物にまつわる「豆知識」も記した。
配布数は1500枚。人物ごとに枚数を変え、引き当てる確率の低い「レアキャラ」も用意した。ガイドブックに1枚ずつ挟み、来館者に手渡しする。1月31日まで。
同課では「運勢も豆知識も史実になぞらえた内容となっている。大友氏について深く知ってもらえる機会になれば」としている。
1月24日14時からは大友氏館跡庭園で豊後大友宗麟鉄砲隊による「鉄砲はじめ奉射式」もある。参加無料。
開館時間は9時~17時。1月12日、18日、25日は休館。