国指定伝統工芸品の「別府竹細工」に親しむイベント「竹が彩る大分の宙(そら)」が2月6日・7日、JR大分駅府内中央口広場などで開かれる。竹工芸家によるワークショップを行うほか、竹製の巨大ドームやアマビエなども展示する。
竹関連事業者などでつくる「大分が大きくひらく実行委員会」の主催。別府竹細工のPRと新型コロナウイルスの影響で活動の場が制限されている竹工芸家を応援する目的で初めて開く。新型コロナウイルス感染症対応緊急支援事業として県の補助を受けた。
2020年に大分空港がアジア初の「宇宙港」に選ばれたことから「竹×宇宙」をテーマに開催。会場に竹工芸のパネルを展示するほか、5日のワークショップで作る直径6メートルの「竹製スタードーム」3基、消毒装置を備えた竹で作ったアマビエ2基を設置する。
ワークショップは無料。星の形に竹ひごを編んだり、宇宙への思いを文字や絵にして竹のプレートに描いたりする。ほかにも竹玉への色付け、籠作りといった有料イベントも用意する。来場者には竹とんぼを配布する(両日とも先着100個)。
実行委では「現在と未来に向き合いながら大分の竹文化を発信したい。多くの人に別府竹細工の素晴らしさを伝えられれば」としている。
開場時間は6日=11時~18時、7日=10時~16時。来場無料。
実行委では、5日に同会場で行うスタードームづくりワークショップの参加者を募集中。時間は10時~15時で、途中参加も可能。参加無料。昼食も用意する。問い合わせ先は「アソビLAB」(小田原さん TEL 090-5029-3838)。