大分・臼杵で現在、毎年恒例の「夏ふぐキャンペーン」が開催されている。主催は「ふぐの郷臼杵」(臼杵商工会議所内、TEL 0972-63-8811)。
同会は臼杵市内の料理店16店と卸業者2社の計18団体で組織。設立以来、「豊後臼杵ふぐ」のPRや研究に努め、同イベントの他「臼杵ふぐ祭り」やJR九州とのタイアップ企画「JRふぐ列車」を開催している。
「ふぐは1894(明治27)年ごろに白菜が中国から輸入され、一番相性の合うふぐが「ふぐちり」として秋から冬にかけて人気を集め、多く食されるようになった。今の時期は産卵のための栄養が身の方に集まっているという説もある」と事務局長の武口さん。
「最高級のトラフグを使用した会席をリーズナブルな価格で食べることができる。今年は観光交流プラザもオープンし観光に力を入れている。ぜひ臼杵に足を運んでふぐや臼杵の歴史を楽しんでほしい」とも。
キャンペーンメニューは「癒やしと冷やしの夏ふぐ会席」(5,400円)、「料亭の夏ふぐ」(7,000円)。各店舗で予約を受け付ける。
8月31日まで。