JR九州大分支社は、「3」が「重」なる「令和3年3月3日」に合わせ、豊肥本線の「三重町駅」(豊後大野市)にちなんだ記念きっぷ」(3,330円)を販売する。限定333セットで2月17日までインターネットで申し込みを受け付けている。
「三重町駅」は1921(大正10)年3月27日開業。記念切符販売は年月日の3並びと、開業100周年の節目に合わせて企画した。
乗車券は厚みのある硬券で、三重町駅から大分駅(大人760円、子ども380円)、三重町駅から豊後竹田駅(同570円、子ども280円)の4枚。3月3日付の発行で3月31日まで有効としている。使用する際は乗車記念スタンプを押印してもらうことで持ち帰ることができる。
台紙に三重町で採れるミツマタで作る和紙製はがきを使用。同市在住の書家・中村小夏さんに表紙の書、画家の真澄アキヒロさんに豊後大野の神楽を表現した絵を用意してもらった。
申し込み窓口はJR九州インターネット列車予約キャンペーンサイトで、ウェブ会員への登録が必要。1人1セットのみで応募多数時は抽選。購入は現金書留。
2月18日に当選者の登録アドレスに当選を通知。2月28日付で発送する。
同支社営業(TEL 097-538-2957)では「鉄道ファンはもちろん、豊後大野ゆかりの人たちにも興味を持ってほしい。コロナが落ち着いたころに利用してもらえれば」としている。