10歳になった子どもを祝う「2分の1成人式」が3月27日、別府市の城島高原パーク(TEL 0977-22-1165)で開かれ、23組約130人の親子連れがステージイベントなどで「ワクワクの節目」を楽しんだ。
県内の有志約30人でつくる「わくわく会」(三ケ田将弘代表)の主催で3回目。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため、今回は10歳と11歳を対象とした。
それぞれが夢などを語る「10歳を残そう」の動画撮影からスタート。大分出身のシンガーソングライターゆめのさん、由布はさま太鼓、KANGA DANCE Studioによるステージイベントを開き、その場に着席したままの記念撮影で締めくくった。
子ども代表として登壇した桑原英玲奈さん(大分大付属小4年)は「将来は科学者になりたい」と夢を語り、「友達や両親、先生、地域の人に感謝したい」とあいさつした。
わくわく会は、三ケ田代表と中原丈聖さん(大分市)が2017(平成29)年に設立。次世代を担う子どもたちに、将来につながる楽しい体験をしてもらおうと、無償で活動している。三ケ田代表は「『大人はいつも子どもたちのことを考えている』と伝えていきたい。大人になった時に趣旨に賛同してもらい、一緒にイベントを企画できたら最高」と話す。