由布市の挾間温泉にある温泉施設「ゆの杜(もり)竹泉」(由布市挾間来鉢影ノ木、TEL 097-583-4088)に5月1日、新たに男女大浴場がオープンした。山々に囲まれた自然の中で、露天、内湯、サウナ、水風呂などを楽しめる。
従来の一般用風呂が男女とも露天のみの造りだったことから、開業20周年に合わせて新設。約4カ月をかけて約4倍規模の浴場を完成させた。
高崎山を望む露天、総ヒノキ造りのサウナ、内湯の大型窓が特徴。オーナーの大津隆治さん(54)は「開放感と風通しの良い造りを意識した。トロトロ感のある湯を楽しんで日頃の疲れを癒やしてほしい」と話す。利用料は20周年を記念し、11月末まで500円(通常680円)とする。
同施設は2001(平成13)年7月にオープン。露天、洞窟、打たせ湯、寝湯などを備える10種類の家族(貸し切り)風呂(2,000円~2,500円)が特徴。泉質はアルカリ単純泉で、由布岳、鶴見岳、高崎山などに囲まれた自然の中で源泉掛け流しの湯を提供している。敷地内で飼うポニーの「チビ」やヤギの「ユキちゃん」は親子連れに人気。県外利用も多く「ニフティ温泉年間ランキング2020」では大分県総合2位となっている。
家族風呂(60分)の利用は予約が必要。営業時間は11時~22時。第1木曜定休(祝日の場合は営業)。