年齢などにとらわれず、自身の可能性に挑戦する女性を応援する「ミセス・オブ・ザ・イヤー2021」の大分地方大会が9月26日、別府市のビーコンプラザ(別府市山の手町)で初めて開かれる。運営する大分事務局は「新しい自分を発見する一つのきっかけに」とエントリーを呼び掛けている。
ミセス・オブ・ザ・イヤー(日本大会)はアーティストのマネジメントなどを手掛ける「アイビー・エンタテイメント」(東京)が2020年、初めて開催。年齢や婚姻歴に左右されない「真の格好良さ」を競うコンテストで、昨年は9地方大会で選ばれた27歳~86歳の女性が出場した。
規模を拡大して開催する今年は、20以上の地方大会を予定する。大分ではイベントプロデュースを手掛ける「MKヴォレ」(大分市明野東1、TEL 097-503-1880)が運営を担当。社長の藤島美奈子さんが統括プロデューサーを務める。
大分大会は日本大会に準じ、20~42歳の「Brilliant」、43歳以上の「Precious」、30歳以上で婚姻歴なしの「Gorgeous」の3部門で実施。書類選考・対面審査を経て出場者を決める。審査では、イブニングガウン(ロングドレス)の着こなし、ウォーキング、スピーチなどが対象になる。各部門で選ばれた2人(計6人)が、日本大会への出場権を得る。
審査に備え、各分野のプロを招いてのウオーキングやスピーチ、メーク、食事指導、肌の手入れなどの事前レッスンを用意する。利用はチケット制を予定しており、事務局では「地方エントリー費(1万円)含めて5~6万円に抑え、なるべく多くの人がワクワク、ドキドキしながら参加できるようにしたい」とする。
「レッスンを受けるだけでも人生が変わる可能性は十分にあると思う」と藤島さん。「ロングドレスを着てみたい、プロにスピーチを教わりたい、もう一度、夫と恋愛したいといった軽い気持ちで、新しい一歩を踏み出してほしい」と話す。
大会専用サイト(ホームページ)からエントリーできる。締め切りは6月中旬の予定。日本大会(東京)の開催日は11月13日・14日。