8月最後の週末となった27日、竹田市の「黄牛(あめうし)の滝」では、ひとときの涼を求める観光客らの姿が見られた。
稲葉川上流にある滝で高さは約25メートル。緑に囲まれた空間で、滝つぼをドッとたたく水流の音や細かな水しぶきなどを体感できる。
駐車場から約350メートル。整備された道から、川原沿いのゴツゴツとしたコケ蒸した石場に入る。水流を覆うように居座る巨石の上は、滝を背景とする絶好の撮影スポットとなっている。
大分市の40代女性は「涼やかな空間を求めて訪れた」。「自然のミストと水音で癒やされる。木の緑や青空もきれいで嫌なことは全部流せそう」
駐車場横の小屋には歩行補助用の竹の杖(無料)を備えている。