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いざ豪州戦へ ラグビー日本代表、昭和電工ドーム大分で前日練習

昭和電工ドーム大分で前日練習を行う日本代表

昭和電工ドーム大分で前日練習を行う日本代表

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 ラグビー日本代表は10月22日、23日の対オーストラリア戦(13時45分キックオフ)の会場となる昭和電工ドーム大分(大分市横尾)で前日練習に臨んだ。

調整で汗を流す流、中村、松田選手ら

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 選手は10時10分過ぎにピッチに姿を見せ、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)が見守る中、フランカーのピーター・ラブスカフニ新主将(32、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)を中心に軽い調整を行った。

 練習後、オンライン取材に応じたセンターの中村亮土選手(30、東京サントリーサンゴリアス)は「相手はラグビーの理解力が高く、隙をつくのがうまい」とした上で「試合を楽しみにしていてほしい。ボールインプレーを長くするジャパンのスタイルを目指す」と自信をのぞかせた。フッカーの庭井祐輔選手(30、横浜キヤノンイーグルス)も「自分もチームもいい準備ができている」と仕上がりの良さを強調した。

 スクラムハーフの流大選手(29、東京サントリーサンゴリアス)は福岡県出身。「(16日からの)別府合宿は温泉も食事も素晴らしい」と話し、「九州での日本代表の試合は限られている。成長した姿を見せ、大分や九州の皆さんに喜んでもらいたい」と意気込んだ。

 日本代表の登録メンバーは23人。 日本文理大付高出身でプロップの具智元選手(27、コベルコ神戸スティーラーズ) 、ナンバー8の姫野和樹選手(27、トヨタヴェルブリッツ)、スタンドオフの松田力也選手(27、埼玉パナソニックワイルドナイツ)らが先発する。

 スタンドオフの田村優選手(32、横浜キヤノンイーグルス)はベンチスタートで、フランカーのリーチ・マイケル前主将(東芝ブレイブルーパス東京)は負傷で登録から外れた。マイケル選手の離脱にについて流選手は「残念だが、リーダーはたくさんいるし選手層も厚いので、問題なく試合を迎えられると思う」と話した。

 試合は「リポビタンDチャレンジカップ2021」として開催。日本国内でのテストマッチは、2019年10月(W杯準々決勝)以来、2年ぶり。世界ランキングは日本10位、オーストラリア3位。オーストラリア代表との対戦は2017年11月のホーム戦(30-63)以来で、通算0勝5敗。

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