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別府駅観光案内所「ワンダーコンパス」、周遊クーポン第2弾 「より便利に、お得に」

利用を呼び掛ける児玉店長(左)

利用を呼び掛ける児玉店長(左)

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 別府市の外郭団体「別府市産業連携・協働プラットホームB-biz LINK(ビービズ・リンク)」は現在、JR別府駅東口の観光案内所「ワンダーコンパス別府」(TEL 0977-75-8716)で、市内16カ所の観光施設などで割引やサービスが受けられるクーポンシートを配布している。今夏に続く第2弾で、前回利用者の感想や要望を反映させた「ブラッシュアップ版」となっている。

ワンダーコンパス別府のオリジナル施設クーポン

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 別府を訪れた人の満足度向上を目的とする取り組みで、6月~9月に初めて実施した。第1弾では飲食費や入浴料の割引、蒸し卵や入浴剤の進呈など10特典を掲載したシートを案内所で配布。利用者のうち200人から、「年齢」「居住地」「市内での移動手段」「旅行先として別府を選んだ理由」など9項目についてスタッフが聞き取るなどした。

 クーポンの使用度も高く、施設側にも好評だったことから2回目を企画。アンケート結果を盛り込み、より満足度が高まるよう工夫した。

 駅を起点に市内移動する手段はバスとレンタカーが4分の3を占めていたことから、「駅周辺」「鉄輪エリア」「明礬エリア」の位置関係と特典が受けられる施設の場所が分かるマップを掲載。別府を選んだ理由の半数が「温泉に入ってリラックスしたかった」で、「地域の温泉に入りたい」といった声も多かったため、人気の泥湯やまちなかの共同温泉も紹介することにした。

 バスや列車の待ち時間調整などによる「駅周辺で2時間ほど過ごしたい」といった要望には、駅内商業施設や近隣飲食店で使えるクーポンで対応。文具店での万年筆筆記体験なども用意した。

 クーポンはA3判・四つ折りで1500部を用意。案内所でスタートの押印を受けると利用できる。4カ所以上で利用し、案内所に戻りアンケート回答した人に別府オリジナルグッズを進呈する(先着200人、1人1回)。アンケートはインスタグラムでも実施する。

 今回も聞き取りアンケートを行いさらなる満足度アップを目指す予定で、「利用者にも施設側にもプラスがあるウィンウィンの形を続けたい」と児玉沙和店長。「秋から冬にかけての行楽シーズンにぴったりなので利用してほしい」と呼び掛ける。

 配布時間は9時~18時。1月31日まで。

 特典内容は次の通り。茶房たかさき=コーヒー100円引き、梅園温泉・末広温泉・別府温泉保養ランド・みょうばん湯の里=入浴料100円引き、えきマチ1丁目別府=100円引き(300円以上利用) 干し椎茸(しいたけ)専門店やまよし=しいたけソフトクリーム100円引き、炭旬=ソフトドリンクサービス(要食事)、明石文昭堂=万年筆筆記体験(要はがき購入)、海地獄=入浴剤進呈、かまど地獄=ソフトクリーム100円引き、鬼石の湯=入浴料120円引き、ひょうたん温泉=蒸し卵進呈、地獄蒸し工房鉄輪=地獄蒸し卵進呈(要食事)、貴船城=入城料50円引き、湯屋えびす=入浴料300円引き。

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