大分市の大分県立美術館OPAM(寿町2)とiichiko総合文化センター(高砂町2)が1月31日、ライトアップで赤く染まり、夜の芸術文化ゾーンに幻想的な空間を浮かび上がらせた。
大分県は「2022年東アジア文化都市」として、中国の温州市と済南市、韓国の慶州市と文化交流に取り組んでいる。ライトアップは日中友好促進を図る「東京タワーレッドライトアップ」と連携して実施。5月に開幕する「東アジア文化都市2022」を国内外にアピールした。
東京タワーライトアップは4回目で、中国の旧正月(春節)を祝う赤色を使用。大分では国道197号に面した両施設の壁面を18時過ぎから赤色のライトで照らし、19時20分ごろから順に消灯した。
仕事帰りという大分市内の20代女性は同僚と一緒に赤のシーンをバックにスマホのカメラに収まった。「赤一色に驚いたが、意外としっくりきた。遠目で見てもきれい」と笑顔で話した。