大分市の田北調理師専門学校で4月28日、玖珠町出身の口演童話家・久留島武彦(1874~1960)の絵本を題材とした創作料理実習があった。
立松洋子特任教授が久留島童話の紹介と、5月4、5日に同町で開かれる日本童話祭を盛り上げようと企画。2年生13人が童話のストーリーをイメージした10品を作り上げた。
「海に光るつぼ」は嘘をつくとつぼの中にある玉の色が変わるというストーリー。熊野翔太さんは作中のつぼをイメージした「パングラタン」を考案した。
赤や黄色のパプリカやピーマンを使ってツボの美しさを表現。「これから大人になる子供たちに嘘をつかないように作品の内容と照らし合わせながら食べてもらいたい」