セブンーイレブン・ジャパン(東京千代田区)は10月20日、大分県産の食材を使った6商品の販売を始めた。
県産品の販路拡大などを目的に結んだ県との「包括連携協定」の一環。地産地消を掲げ、富士甚醤油(しょうゆ)のしょうゆや九州乳業のみどり牛乳、県ブランドのピーマン、ネギ、カボスなどを使って開発した。
新商品は「鶏の炙(あぶ)り焼きおむすび大分県産かぼすたれ使用」(151円)、「大分県産ピーマンと蒸し鶏の昆布和(あ)え」(302円)、「炭火塩焼き鳥丼大分県産かぼすたれ使用」(594円)、「三角チ-ズのサンドパン」(159円)、「冷たいまま食べる大分名物とり天柚子胡椒(ゆずこしょう)味」(334円)、「みどり牛乳使用みたらし醤油のミルクプリン」(259円)。「たべちみて!大分うまいもんフェア」と題して販売する。
10月18日、同社の花山徹南九州ゾーンマネジャーと吉田朋広九州地区シニアマーチャンダイザー、富士甚醤油の渡辺規生社長、九州乳業の岩瀬伸博営業部副部長、大分県農業協同組合の森本亨常務理事が大分県庁を訪れ、佐藤樹一郎知事に商品を紹介した。
花山ゾーンマネジャーは「有名な県産食材を使い、地域のなじみのあるメニューを開発した。今後も地産地消の取り組みを継続していきたい」とあいさつ。試食した佐藤知事はプリンのソースについて、「しょうゆが合うというのは新発見。感動した」と話した。
6商品は大分県内の183店(9月30日現在)で、11月2日まで販売する。