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大分県立美術館で「竹会」 ライトアップでまりや作品の「影」演出

竹まりの影を計算して配置

竹まりの影を計算して配置

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 大分県立美術館(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)の1階アトリウムで開かれている「竹会(たけえ)OITA BAMBOO ART & LIGHTS 2023」の夜間ライトアップが10月27日、始まった。

点灯式で「四海波」を制作

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 大分県主催、同館共催。NPO法人「BEPPU PROJECT」が企画・運営を担う。マダケ生産日本一の大分県の竹と竹工芸の魅力を体験するイベントで、作品展示、竹工芸家による制作実演、ワークショップなどを行う。

 展示では竹工芸品の制作工程を紹介しているほか、職人たちが手作りした約300個の竹まりを、ライトアップ時の影を計算して配置。四つ目編みや輪孤(りんこ)編みの壁面作品も展示している。

 10月27日18時からは、点灯式を開いた。竹工芸家のこじまちからさんと三原啓資さんが「アマンの竹笛」の演奏をバックに巨大な竹かご「四海波(しかいなみ)」を編む制作実演を披露。こじまさんは「300個の竹まりを1カ所に集める展示はあまりない。昼の作品と夜の影、2通りの造形を楽しんでほしい」と呼びかける。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧無料。11月4日まで。ライトアップは17時~22時。閉館後も南側ガラス窓越しに館外から観賞できる。

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