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大分県立美術館で「テルマエ展」 古代ローマと日本の風呂文化紹介

大理石でできたカラカラ帝胸像

大理石でできたカラカラ帝胸像

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 大分県立美術館(大分市寿町2、TEL 097-533-4500) の1階展示室Aで現在、「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」が開かれている。同館などの主催、大分経済新聞後援。

カラカラ浴場の復元縮小模型

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 同館によると、「テルマエ」は「熱い」という意味のギリシア語「テルモス」に由来。一般的には古代ローマの公共浴場をいう。

 同展ではナポリ国立考古学博物館、岡山市立オリエント美術館、平山郁夫シルクロード美術館、国立西洋美術館、温泉山永福寺(別府市)などが所蔵している美術品や考古遺物約170点を展示。テルマエや古代都市ローマにおける人々の暮らしや美術、日本の入浴文化などを紹介している。

 大理石でできたカラカラ帝胸像、青銅の着衣女性像、カラカラ浴場の復元縮小模型、彫刻、指輪、日本の湯屋の模型などが並ぶ。ヤマザキマリさんの漫画「テルマエ・ロマエ」の主人公ルシウスのパネルでポイントを紹介している。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧料は、一般=1,400円、大学・高校生=1,000円、中学生以下無料。来年1月21日まで(12月19日休展)。期間中、関連講演会、ギャラリートークを行う。

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