大分の旧パルコ跡地(大分市府内町1)で3月21日・22日、市民参加型の街づくりイベント「オオイタ・ヒロガル・スマイル・大作戦!!」が開かれた。
JR大分駅ビル・大分県立美術館の完成を控え、JR九州、JR大分駅ビル、中心市街地、民間企業など関係団体と連携して機運を盛り上げようと昨年9月1日にスタートした同プロジェクト。
昨年12月には100日前イベントとして、メーンゲストにデザイン活動家・D&DEPARTMENTディレクターのナガオカケンメイさんを迎え、JR九州大分支社長の津高さん、大分県立美術館館長の新見さんらと共に、各施設のオープンにより変化する中心市街地の「ヒロガル未来」についてトークセッションなどを行った。
会場では学生やご当地アイドル、ご当地ヒーロー・ゆるキャラなどが参加し会場を盛り上げた。フリーマーケットでは約25店が出店。ホットトイズなどをメーンに販売する「ツボルフ」のブースでは、スタッフがバットマンやアイアンマンなどの衣装を実際に身に着け、人だかりができた。
イベント総合プロデューサーの裏正亘(うらまさのぶ)さんは「大きく変化する中心市街地に若者が集まり元気が『ヒロガル』イベントが開催できた。若者が町に集まるきっかけになれば」と期待を寄せる。
イベントの最後には、スマイル隊が約1万人の大分市民の笑顔を撮った写真を映像にした「笑顔がヒロガル~未来へ~」を上映し、2日間の幕を閉じた。