大分のかんたん港園(大分市生石)で9月19日、「みなとのフードフェスタ2015」が開かれる。
市内生石の柞原八幡宮仲秋祭「浜の市」に合わせて毎年開く「みなとのフードフェスタ」と今年で国際貿易港に指定されて50周年を迎える大分港の「大分港開港50周年記念事業」との同時開催で開かれる。記念事業は大分港の「さらなる発展に向けた契機」とすることが目的。
南蛮文化都市を再現した「Kantan nanban cafe」ではAPU立命館アジア太平洋大学の留学生が出身国の民族衣装をまとい、各国の茶や酒を通じて、その楽しみ方や文化を紹介。オープンカフェではベトナムコーヒー、ブラジルコーヒー、インドの紅茶アッサムティーなどをメーンとしたソフトドリンク(100円)を販売するほか、ポルトガルワイン(200円~)などを用意する。
世界の家庭料理が集合する「WORLD KITCHEN」ではスペイン料理パエリアやメキシコ料理タコスなど7カ国の料理を用意、日本の料理は別府溝部学園高等学校の高校生が担当し「丼」などを用意する。
毎年人気を集めている、かんたん港園から田ノ浦までの区間で海から高崎山自然動物園やうみたまごを見ることができる「別府湾クルージング」(1000円、小学生以下500円)は昨年より増便して実施する。このほか、海上自衛隊ミサイル艇「しらたか」の展示・船内一般公開、フェリーさんふらわあ大分港クルーズ、開港50周年記念パネル展示ブース、浜の市奉納花火大会、「おおいた夢色音楽祭2015」のプレイベントなどを展開する。
企画部リーダーの菊田さんは「いろいろな国の家庭料理が集まるイベントはなかなか無い。過ごしやすいこの時期に最高のロケーションで花火と共に楽しんでもえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時30分。入場無料。当日は田ノ浦ビーチから会場までのシャトルバスの運行を予定している。