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大分で「豊後花嫁道中」 「いい夫婦の日」白無垢姿の花嫁が商店街歩く

商店街を歩く「豊後花嫁道中」

商店街を歩く「豊後花嫁道中」

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 大分のガレリア竹町(大分市中央町1)で11月22日、「豊後花嫁道中」が行われた。

商店街を歩く新郎新婦

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 「古き良きものを見直すこと」を目的に行われた同イベントは4月の初開催に続き今回で2回目。挙式前や挙式後に行列をなして練り歩く「花嫁道中」に、現在の大分県南部の旧国名である「豊後」を付け、「豊後花嫁道中」と題して企画された。

 実行委員の裏正亘さんは「昔は当たり前に、家から神社など、歩く道すがら地域の人にお祝いされていた。この機会に地域の人に祝福してもらい、なかなか見られない白無垢のお嫁さんを見てもらいたい」と話す。

 11月22日の語呂に合わせて付けられた「いい夫婦の日」に、新郎の相馬優樹さん、新婦の朝見陽加さんは、ガレリア竹町商店街オアシス側入口からセントポルタ中央商店街ダイソー前までの道のり約500メートルを親族・友人など約30人と、行列をなし歩いた。

 民謡「花嫁道中」を背景に、法被を着た実行委員の太鼓の音に合わせて、一歩ずつ歩みを進めた。商店街に駆け付けた友人に手を挙げ笑顔を見せる姿や、居合わせた通行人が立ち止まり、写真を撮る姿も見られ、商店街の買い物客からの祝福の声を掛けられるなど和やかな雰囲気で歩いた。

 新婦の陽加さんは「会場に入りきれないたくさんの人に見てもらい、祝ってもらうことができた。通りを活性化する手助けになれば」と話す。「実際に商店街を歩いてみて、少し恥ずかしかったがうれしかった」と新郎の優樹さん。

 商店街を歩いた新郎新婦は、西大分の柞原(ゆすはら)八幡宮で結婚式を挙げ、ギャラリー併設ダイニングカフェ「the bridge(ザブリッジ)」(大分市中央町3、TEL 097-532-6656)で披露宴を行った。

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