大分のかんたん港園(大分市生石)で9月17日、「みなとのフードフェスタ2016」が開かれる。
市内生石の柞原八幡宮仲秋祭「浜の市奉納花火大会」に合わせて毎年開く同イベント。南蛮文化都市を再現した「Kantan nanban wine bar」ではAPU立命館アジア太平洋大学の留学生が出身国の民族衣装をまとい、大友宗麟公が最初に飲んだといわれるポルトガルワイン(200円~)を通じて、その楽しみ方や文化を紹介する。
世界の家庭料理が集まる「ワールド・キッチン」ではスペイン料理やメキシコ料理など14カ国の料理を提供する。
毎年人気を集めている、かんたん港園から田ノ浦までの区間で海から高崎山自然動物園やうみたまごを見ることができる「別府湾クルージング」(1,000円、小学生以下500円)のほか、海上自衛隊掃海艇「うくしま」の展示・船内一般公開、「おおいた夢色音楽祭2016」のプレイベントなどを展開する。
実行委員会企画部リーダーの菊田さんは「今年は昨年よりもかなり多い14カ国の料理メニューを用意した。かんたん公園を回遊してもらえるよう試行錯誤しているので、大分最後の夏祭り・花火大会とともに多くの人に楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時30分。入場無料。