大分駅府内中央口駅前広場で11月17日、冬の風物詩、イルミネーション「おおいた 光のファンタジー2017~星空のランウェイ~」が始まった。
商店街や行政でつくる「大分都心まちづくり委員会」が主催する同イベントは今回で3回目。JR大分駅の府内中央口広場から昭和通り交差点までの中央通りを約44万球のLEDで飾り、文字通りの「ランウェイ」を設ける。
点灯時間中、30分おきに音楽と連動した光と音を融合させたイルミネーションショーを実施する。イルミネーションはクリスマス、正月、バレンタインデーといった季節のイベントに合わせて変えていく。
17日の点灯式には約6000人が会場に集まり、メインステージの前は中高生らでぎっしりと埋まった。18時30分すぎに大分市の佐藤樹一郎市長とスペシャルゲストの歌手のクリスタル・ケイさんがカウントダウンを始めると会場は次第にヒートアップ。点灯の瞬間は来場者もライトをつけた携帯電話やスマホを左右に振り、式に彩りを添えた。
続いてクリスタル ケイさんがミニライブで「恋に落ちたら」など4曲を披露。歌の合間に何度となく「大分最高!」と盛り込んで会場を沸かせた。
大分市内の会社員、浦野秀夫さん(38)は、妻・あゆみさん(38)、長男の悠成ちゃん(5)、長女の凜花ちゃん(2)の家族で来場。「前から一度、点灯の瞬間を見てみたいと思っていた。とにかくきれいだし、ケイさんの生の歌も良かった」と話す。
JR大分シティ営業部の山﨑雄大さんは「今年は木々に付けたLEDの青と白のコントラストが美しく見えるように明滅を際立たせた。12月8日からはフォトスポットも登場するので、ぜひ足を運んで楽しんでほしい」と呼び掛ける。
関連イベントとして、昨年に続いて画像共有アプリ「インスタグラム」を活用したフォトコンテストを実施する。光のファンタジー にまつわる写真にハッシュタグ「#hikarioita2017」 を付けて投稿する。複数応募可能。グランプリには商品券50,000円など賞品総額は50万円。
点灯時間は17時~24時、2018年2月14日まで。