臼杵市の中心街で5月3日から「2018春のうすき食フェス」が開かれる。
2015年から始まった同市の食の魅力を伝えるイベントは今回が5回目。「臼杵市観光交流プラザ」(臼杵市臼杵、TEL 0972-63-1715)と「サーラ・デ・うすき」(同、TEL 0972-64-7271)の2会場で地元の食材を使った料理やスイーツを販売するほか、さまざまなイベントを実施する。恒例となった交流都市からの出店もあり、高校生以下にはオリジナル「うまい棒」(チーズ味)を配布。ソフトクリームを進呈するスタンプラリーも行う。
交流プラザ会場では、臼杵高書道部がパフォーマンス、臼杵東中と野津中がブラスバンド演奏を披露。20店が日替わりで地元の食材を使ったあわび飯、地魚のすし、ローストビーフ丼、ジビエ串焼きなどを販売する。
3日は「吉四六さん村グリーンツーリズム」が山菜おこわの「100年弁当」を提供するほか、都市交流エリアではフェリーでつながる愛媛県八幡浜市が「ちゃんぽん」、南蛮文化で交流のある長崎県平戸市が「牛串」(以上、4日も出店)、香川県善通寺市が「讃岐もち麦ダイシモチ」を使ったうどんを販売する。4日は「ウエムラブレッド」の「ほんまもん農産物のサンドイッチ」、5日は「竹馬」の「ふぐのすし・唐揚げ」などが並ぶ。
「サーラ-」会場では「臼杵のスイーツ大集合」として12店が出店。「お福」の「丸ごとかぼすようかん」、「ポルト蔵」の「臼杵太刀魚の骨せんべい」、「ロゼッタ」の「ベジタブルケーキ」などを販売する。
会場では海洋科学高が魚の巨大オブジェを展示し、河川漁業協同組合が臼杵の川魚を集めたミニ水族館を開く。日替わりイベントとしてストラップやこいのぼりを作るワークショップ、餅の無料配布、上映会も行う。
同市おもてなし観光課の担当者は「昨年に続いて2会場に分け、幅広い年齢層に楽しんでもらえるようにした。3日間を通して食、イベント、ワークショップといろいろ楽しめるので足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。5月5日まで。期間中は臼杵市役所を臨時駐車場として開放。交流プラザまで無料シャトルバスを運行する。