大分市の牛骨を使ったラーメン店「肉汁麺 牛ごろ 極(きわみ)」(大分市中央町1、TEL 080-2733-2929)が5月1日に移転オープンした。
2014年5月に開業した同店。大分では珍しい「白濁牛骨スープ」のラーメンを土鍋で提供する店としてじわじわと人気を伸ばしてきた。「男性はもちろんだが、スープの特徴から女性や外国人客の割合も多い」と店長の大久保学さん(44)。
今回、同町の商店街「大分マート」内の中ほどにあった店舗を、中央通りに面する好立地へ移した。店舗面積は約46平方メートルで席数はテーブル2卓を含む24。旧店舗から面積や席数は倍以上になっている。
ラーメンメニューは定番の「白丸」(750円)、特製みそを乗せた「赤丸」(780円)、「カレー」(850円)の3種類。九州産和牛の骨を使ったスープは「天然コラーゲン入りのマイルドな味わい」。麺はスープとの相性を考えて極細のものを使う。トッピングは牛すじ、キヌサヤ、ネギ。「最後の一滴までおいしく食べてほしい」との思いから熱した土鍋を木枠に入れて提供する。大きなれんげを使って冷ましながら食べるスタイルは変わらない。
移転に合わせて「牛ギョーザ」(550円)と「トロチャーシュー丼」(480円)の提供も開始。看板の牛肉を使ったギョーザは「肉汁ともちもちの皮を楽しめる」。チャーシュー丼はランチタイムにはセットメニュー(380円)にもなる。そのほか「追加牛すじ」(200円)、「替え玉」(100円)など。同店定番のセルフサービス「自家製ネギキムチ」も健在。
大久保店長は「基本的な味は変えないが、今後もメニューをさまざまに変化させて成長していきたい。これからも地域に愛される店として頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間は11時30分~14時30分、17時45分~22時。