大分市の中心街で8月3日、夏の一大イベント「第37回大分七夕まつり」が始まった。5日までの3日間、大分市が祭り一色に染まる。主催は大分市まつり振興会(事務局・大分市商工労政課、 TEL 097-537-5959)。
JR大分駅前の中央通り一帯をメイン会場の「48万人の広場」として開催。初日は照明を入れた山車が練り歩く「府内戦紙(ふないぱっちん)」、2日目は「おおいた市民おどりの祭典」「七夕ブロードウェイ2018」などを開催。最終日は大分川弁天大橋上流で花火大会が開かれる。商店街には折り紙などで作った巨大な七夕飾りが連なり、通りを彩っている。
3日は、18時30分からの開会セレモニーで佐藤樹一郎大分市長、元首相で名誉市民の村山富市さん(94)らがあいさつ。「子どもぱっちん」の20団体・1100人が踊りを披露し、豊後潮太鼓の演奏で開幕した。
今年で34回目となる「府内戦紙」は「天華勇舞~府内から新たな時代の幕開け!平成の世のラスト戦紙」をテーマに過去最多タイとなる26団体が参加。武者姿や昇り龍をかたどった山車22基が、約5500人の踊り隊とともにが勇ましく会場を練り歩き、会場から大きな声援を受けた。
4日は、18時30分から七夕飾り付けコンクール表彰式、18時40分からオープニングパレードを実施。19時から約1000人が「チキリンばやし」を踊る「おおいた市民踊りの祭典」、ラグビーイベントの「はじラグ」、太鼓大会などを開く。20時30分からの「七夕ブロードウェイ2018」では吹奏楽と神楽のコラボレーションイベント、餅まき、2万個の「風船リリース」を行う。5日は20時から約6,500発の花火を打ち上げる。